中学生の頃からゲームセンターでアーケードゲームに親しんできた経験からセガへ。 「MONOPOLY THE MEDAL AMERICAN DREAM」の開発プロジェクトにプログラマーとして参画後、「StarHorse Party」の開発に携わる。



忘れられないあの熱狂を、 今度は自分が生み出したい。
もともとものづくりが好きで、ゲームも好き。学生時代にはコントローラーを自作していました。当時自分が熱中していた音楽ゲームを参考に、電子回路やプログラムの知識を使って、ソフトもハードも丸ごと自分でつくってみる。そんな経験をしていたことから、ゲームクリエイター専攻に進み、将来はゲーム業界でプログラマーとして働きたいと考えるようになりました。 進路を考える中で真っ先に浮かんだのが、ゲームセンターに置かれたアーケードゲームの存在です。中学生の頃から通い始め、高校・専門学校時代にかけて特にのめり込んでいたのが、何を隠そうセガの音楽ゲーム「maimai」でした。印象的な筐体、作り込まれたゲーム性、そして何よりプレイスタイルの自由度。見ているだけで楽しく、自然と「すごい!」「今の惜しい!」とコミュニケーションが生まれ、熱狂が生まれる。アーケードゲームには、人をつなぐ力があると強く感じました。 「ユーザーが遊ぶ姿を直接見えるゲームをつくりたい」。その思いが決定打になり、自分がゲームにハマるきっかけとなった「maimai」を生んだセガ フェイブへの入社を決めました。

遠慮は不要。 いいアイデアは即採用。
現在は「StarHorse Party」の開発プロジェクトに参加し、ゲーム内コンテンツのプログラムに加え、筐体のLED制御も担当しています。 プログラマーとして入社しましたが、ハードにも携わりたいと自ら手を挙げたところ、LED制御の一部を任せてもらえることになりました。ソフトとハードでは使用する言語も異なれば、動作確認の手間も大きく違います。ソフトはPC上で簡易的に確認できますが、ハードは筐体にプログラムを書き込み、立ち上げ、実際の光り方を確認する必要があります。一つひとつの工程に手間はかかりますが、自分の書いたコードで機械が動く瞬間は、何度味わっても格別です。 LEDはプレイヤーの期待感を高める重要な演出の一つ。プランナーの企画をそのまま反映するだけでなく、プログラマーから光り方の提案をすることもあります。気軽に意見を言い合える雰囲気があるのが、私が所属するメダル研の魅力。実際に、LED切り替え時、徐々にフェードする演出を提案したところ、即採用となりました。 こうした自由度と風通しの良さは、セガ フェイブならではだと感じています。

アーケードゲームの実装なら何でも任せろ! と言える日まで。
「やりたい!」と手を挙げて挑戦させてもらえた機会は、ほかにもあります。 研修を終えた直後、まだ入社間もない頃に携わった「MONOPOLY THE MEDAL AMERICAN DREAM」では、ミニゲームの実装を進める中で思いついたアイデアが採用されました。メダルを出し過ぎても、出さな過ぎても面白さが損なわれるため、ゲームバランスを崩さないことが大前提。その条件を満たすアイデアだったことから特別に採用が決まり、いまではそのゲームがゲームセンターに並んでいます。 はじめて自分の仕事が世に出たときは、「本当に作れたんだ!」と嬉しさを通り越し、信じられないような気持ちでした。今でもゲームセンターで自分が携わったゲームをプレイしている人を見るたびに、やりたかった仕事が実現できている喜びを噛み締めています。 今後は、さらにメカ側の領域に踏み込み、筐体そのものが大きく動く仕組みにも関わってみたい。「アーケードゲームの実装なら何でも任せろ!」と胸を張って言えるような実装のスペシャリストを目指していきたいです。 そしていつか、自分が夢中になった「maimai」のように、革新的で斬新な誰もが惹きつけられるアーケードゲームをつくることが私の目標です。

「maimai」シリーズ。 アーケードゲームの面白さに目覚めたきっかけのゲーム。プレイの自由度が高く、開発者の意図する動きとはあえて異なる動きをするなどの楽しみ方もできる本当に面白いゲームです。

SCHEDULEある1日のスケジュール
- 10:00
- 出社。メールやタスクチケットを確認
- 10:30
- 作業開始。エージングを行っている筐体の確認
- 12:30
- 昼休憩。ゲーム機を持ち込んで遊んだりすることも
- 13:30
- 作業再開
- 14:30
- プロジェクトのプログラマー定例
- 17:00
- プログラムセクションの全体定例
- 18:00
- 実装した内容を筐体へ反映して確認
- 19:00
- 日報を作成して退社
- 時間がある時はゲームセンターに寄ることも

職種紹介
プログラマ












